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なぜと3回唱えて

日々のいろんなことに「なぜ」を3回唱えて考えたことを書いています。

【WELQ余波】アフィリエイターに問う。「副作用って言葉、わかって使ってるか?」

「副作用って言葉、わかって使ってるか?」

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知らずに書いてるなら書くのはやめろ!

まず、皆さんの好きなウィキペディアには「副作用」について、どう書いているか?

 

 

医薬品の使用に伴って生じた治療目的に沿わない作用全般を指す。

狭義には、医薬品の使用に伴って発現した好ましくないできごとのうち当該医薬品との因果関係が否定できないものを指す。

この好ましくない作用を厳密に指す場合には、薬物有害反応(英: adverse drug reaction、ADR)の用語が用いられる。一般に副作用といった場合には、両者が混合して用いられている。

副作用 - Wikipedia

 

 

これを見て、あなたは意味わかりますか?

もし意味も分からず、あなたのアフィリ目的のヘルスケア記事に「副作用が少ない」とか「薬効」とか書いてるなら、今すぐやめてください。

読者にとって危険だし、迷惑なので本当に今すぐやめてください。

 

 

薬事法を知らずに、そしてそれを読みもしないで書くと、近い将来、あなたもWELQの二の舞いになります。

 

 

読者だけではない!あなたも危険!

 

今まで「副作用」って、ヘルスケア記事内に書いてましたか?

実に恐ろしい。苦情がきて、社会的に追い込まれる可能性もあるのです。

そこまで追求されないとしても、サイトやアカウントなどお取り上げになることも、ありえるでしょう。

もしそうなったら、アフィリ収入が減りますよ。大丈夫ですか?

 

「そんなことないよ」って鷹をくくっているようなら、今すぐこのページをそっと閉じてくださいませ。

 

ちなみにWELQの公式謝罪会見動画(3時間程度)

www.youtube.com

 

 

では心配な皆さんには、新薬開発に携わった経験を持つ3whyがなるべく噛み砕いて教えます。

 

 

猿にでも分かる「副作用」

まずwikiさん

医薬品の使用に伴って生じた治療目的に沿わない作用全般を指す。

狭義には、医薬品の使用に伴って発現した好ましくないできごとのうち当該医薬品との因果関係が否定できないものを指す。

この好ましくない作用を厳密に指す場合には、薬物有害反応(英: adverse drug reaction、ADRの用語が用いられる。一般に副作用といった場合には、両者が混合して用いられている

 

ほぼwikiさんに書いてあることで、大事な部分はあっています。そして、その大事な部分を青くしました。

ただ医療に携わったことのない人には、少しニュアンスがわかりづらい部分があります。そして足りない部分もありますので、そこを踏まえて簡単にまとめます。

 

理解しやすい流れにしますので、必ず上から腑(ふ)に落として下さい。

 

ポイント1・副作用の本当の意味は?

まず開発段階の薬か、市販薬かで少し変わります。

 

開発段階の薬、いわゆる治験薬(正式には被験薬)に関しては「投与量にかかわらず、投与された薬物(医薬品含む)に対するあらゆる有害で意図しない反応のうち、薬と事象の因果関係のあるもの、あるいは否定できないもの

 

市販薬については「予防、診断、治療または生理機能の調整のために用いられ、定められた用法や用量どおりに服用したにもかかわらず、投与された薬物(医薬品含む)に対するあらゆる有害で意図しない反応のうち薬と事象の因果関係のあるもの、あるいは否定できないもの

 

アフィリエイトで気をつけるのは市販薬等だと思われますので、下の文章ですね。

 

市販薬は「予防、診断、治療または生理機能の調整のために用いられ、定められた用法や用量どおりに服用」しないと副作用と認定されません、絶対に。

 

簡単に噛み砕いて言うというと「使用上の注意をよく読み用法用量を守って正しくお使い下さい(ピンポン!」ということです。

 

もう一度言います。

使用上の注意をよく読み用法用量を守って正しくお使い下さい(ピンポン!!)」です!

 

しかし、素人が作るアフィリエイトサイトではこれを無視したものをよく見ます。

 

例えばこんな文章です。

 

メーカーは1日5回までとしている化粧品を「気になった時に何度もつかうと効果が実感出来て良いという口コミが多いので、たくさん用意しましょう。」とか書いてあったりします。

 

「口コミだからいいや」とか思ってないですか?

アフィリエイトノウハウを教えている方が「使用者の個人的な感想」だから大丈夫!って言ってたから大丈夫なって思ってるでしょ?

 

大きな間違いです。

薬事法には広告規制法というものがあります。

広告規制法については以下を参考にしてください。時間があれば簡単にまとめます。

医薬品等の広告規制について(医薬品医療機器等法) 東京都福祉保健局

 

 

【ポイント】副作用は2つの意味を持たされてしまっている

世界的に副作用は、以下の2つの意味を持たされてしまっています。

これが間違いの原因にもなっています。

 

side effect:その他の作用→メインではない作用、狙っていない作用、副次的な作用

adverse drug reaction:薬物有害反応 、

 

言葉の差異に色をつけてみました。

元々、世界的に副作用のことを①side effectと表現していました。

主作用以外の、因果関係のある狙っていない作用が出ると「side effect」としていたのです。

 

しかし、世の中は因果関係のある有害な事象を限定的にを副作用と表現しているふしがあります。

②adverse drug reaction(薬物有害反応)と同じ意味のことですね。

 

 

例:ある糖尿病薬(主作用と副作用、有害なもの)

この糖尿病の薬は「血糖値を下げること」を主な作用としています。

正常な範囲に血糖が下げる」と結果が出ていて、新たしい薬ですよ。

ちなみに、この薬は「体重が下がった」りします。

しかし、薬が効きすぎると低血糖が出たり、「めまい」「発汗」があります。

 

この場合の主作用、side effect、adverse drug reaction(薬物有害反応)はどれ?。

症例(患者さん)にもよりますが、以下のようになります。

主作用:正常な範囲に血糖が下がる

side effect:「体重が下がった」、低血糖めまい発汗

adverse drug reaction(薬物有害反応):低血糖めまい発汗

 

 

adverse drug reaction(薬物有害反応)は低血糖「めまい」「発汗」

低血糖めまい低血糖性発汗は好ましくないものですね。

「発汗」は低血糖時に起こる生理的現象の一部なので、薬物有害反応としています。

 

では「体重が下がった(体重減少)」はどうなの?

糖尿病の人は概ねダイエットを勧められます。糖尿病の重症度が進むと痩せていくこともありますが、通常は肥満体型であることが多いです。

 

肥満体型である糖尿病患者の体重が減少するのは、好ましいことですよね?

だから必ずしも有害だとは言えません。こちらはside effectですが、adverse drug reaction(薬物有害反応)ではないと考えます。

 

 

くすりの利用者が使い方を間違い、有害な事象がでるととどうなる?

市販薬の使い方を間違ってでたものに関しては、ほぼ保証されません。

理由は、使用上の注意をよく読み用法用量を守って、正しくお使われてないからです。

 

ちなみに通常、副作用らしきものが出た場合は、PMDAや厚生労働省、薬事・食品衛生審議会を通り、副作用に認定されれば、医薬品副作用被害救済制度が使えます。

いわゆる保障されるわけです。 

この範囲には病院・診療所で処方された医薬品の他、薬局等で購入した医薬品も含みます。詳しくは以下を。

制度の基本について - 医薬品副作用被害救済制度

 

病院でもらったものではなく、薬局などで買ったものに関しても同様の扱いです。

しかし用法用量を守っていることが大前提です。

 

あなたが適当に書いた記事で、読者がヘルスケア商品にて用法容量を守ってないと本制度は適応されないことになります。

読者に不利益を与えているのはあなたということです。

 

自覚して楽しいアフィリエイト生活をどうぞ。

 

まとめ

「副作用」は使用上の注意をよく読み用法用量を守って、正しくお使い下さい(ピンポン!!!)